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デジタル・デビル物語 女神転生 (PC-8801mkⅡSR)

パッケージ表

パッケージ裏

パッケージ背表紙

中身およびソフト(表)

中身およびソフト(裏)

製品名 デジタル・デビル物語 女神転生
型番 なし
発売 株式会社 日本テレネット
発売日 1987年7月
当時定価 ¥7,800
説明

「デジタル・デビル・ストーリー」の原作を扱ったものの中では、世に出た最初のゲーム。プラットフォームは、NECから1985年に発売されたパーソナルコンピュータ「PC-8801mkIISR」であるが、 1987年3月に発売されたPC-8801シリーズの上位機種「PC-88VA」にも対応している。
音楽面も、PC-8801mkIISR以降からFM音源チップが採用されたため、「FM音源対応」の記載がある。
PC版の開発・発売ともに日本テレネットだが、ファミリーコンピュータ版「デジタル・デビル物語 女神転生」で開発を行ったアトラスも開発に協力している。

発売日は、日本テレネットの当時のHPからの情報(現在は倒産につき、HPは閉鎖)であるが、 当時のPCゲームは、発売日が具体的に発表されないことも少なくなかった。 本ゲームもそのうちのひとつで、「6月発売予定」と大々的に宣伝されたものの、以降、雑誌で具体的に発売日が記載されたことは著者の知る限りではない。
本ゲームは、ほぼ同じ内容で、プラットフォーム別に4種類のソフトを発売されている(PC-8801mkIISR, MSX2, X1, FM77AV)。 1987年7月8日に発売された、「月刊ログイン 1987年8月号」に掲載された広告においても、全プラットフォームが好評発売中(後に発売中止となるPC-9801シリーズを含む)と受け取れるような表示があったりと、 発売日に関してははっきりしない点が多い。

ゲーム内容は、上から見下ろすタイプのアクションゲーム。米国のビデオゲーム会社であるアタリ社が1985年に発表したゲーム「ガントレット」とシステムが似ているため、 雑誌や批評では「ガントレットタイプのゲーム」と称されることが多い。
内容は、アニメージュ文庫版「デジタル・デビル・ストーリー 女神転生」の中盤あたりから分岐するパラレルストーリー。 主人公中島を操作し、ヒノカグツチで悪魔を倒しながら魔界を進み、ロキにクリスタル化された弓子を救出するのが目的。
(ゲーム詳細はこちらを参考のこと)

ソフトは5.25インチ2D(両面倍密度)のフロッピーディスク2枚、ジョイスティック対応。
X1と同じく5.25インチフロッピーで区別がつきにくいが、PC-8801mkIISR版には以下の特徴がある。
・ディスク1:ゲームラベルで右上のライトプロテクト用のノッチがふさがれている
・ディスク2:ライトプロテクト用のノッチがふさがれていない

尚、本ゲームは後に、Windwos環境下でPC-8801mkIISRの名作ゲームをプレイ出来るようにした「PC8801mkII SRゲーム リバイバルコレクション」にも収録された。

内容物
・魔導書 (ユーザーズマニュアル)
・設定資料集
・正誤表
・アンケートはがき
・フロッピーディスクI
・フロッピーディスクII
・エンベロープ(ディスク用の紙製の封筒)2枚